
お遍路の衣装と道具を紹介します。 最低限必要なものから、あると便利なものまで色々ありますので、お気持ちやご予算に合わせて揃えましょう。
お遍路の衣装・道具の紹介
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輪袈裟(わげさ):★★★★★
お坊さんの法衣を簡略化したものです。つまりこれをかけるだけで私は正装ですよという意味です。食事の際やトイレに入るときなどは外すのがマナー。
お遍路終了後は葬儀やお寺参り、普段の仏壇でのお勤めなどに使用すると良いと思います。四国霊場八十八ケ所用などありますが基本的に好きなものを買うと良いです。通販や専門店だと柄が豊富です。
念珠(数珠):★★★
お遍路は真言宗ですが全体的に宗派をそこまで気にする必要はありません。自分が持っている数珠を持参してOKです。購入する場合は108の煩悩からなる真言宗本連の数珠もあるので、記念に買ってみるのもいいと思います。四国別格二十霊場限定の数珠もお土産にオススメ。
ろうそく・線香:★★★★★
比較的安価で購入できます。先祖供養のためには一応持っておきたいもの。
当日は道具を入れる小さな袋か、ずた袋を購入すると便利です。
納経帳(のうきょうちょう):★★★★★
四国八十八ヶ所霊場専用の御朱印帳を納経帳と言います。種類によっては絵柄やご詠歌が書かれています。御朱印帳でもOKです。
納め札(おさめふだ):★★★★
お寺を参拝した証に収めたり、お接待を受けたときに渡すお札です。お遍路を巡った回数によってお札の色が変わります。1回目は白です。
金剛杖(こんごうづえ):★★
杖には必ず「同行二人」と書いてあって「お大師様と二人連れ」という意味になります。
私とこの杖で、お大師様と二人連れでお参りしてるんだよ、ということです。また、昔は金剛杖に自分の名前を書き、険しい道中で亡くなった際のお墓としても金剛杖は用いられていました。
プロの方にお話を聞いてみました
お遍路の巡拝用品専門店「発心堂」さんに、道具についてのお話を聞いてみました。