その中で嬉しかったことは何ですか
お遍路のプロモーション動画を制作した際、国内外のお遍路の方々に対するインタビューを行いました。その際、「四国は美しいですね」「やっと日本の本質に出逢えた」「また四国に訪れたい」といった言葉が、日本人だけでなく多くの海外のお遍路の方々から喜びの声が上がっている様子を目の当たりにしました。この経験を通じて、旅行や撮影、そして自身がこの仕事を通して「四国遍路」の文化に触れることができ、本当に喜びと感謝の思いに満ちています。「四国」がますます愛おしく感じられましたね。
横山さんが四国おへんろ.netに参加したことでそれまでと変わったことはありますか?
「四国おへんろ.net」に参加して以降、私に変化がありました。まず一つは四国の豊かな文化や伝統に深い理解を深め、それをビジネスに生かすやりがいを感じています。また、国内外の観光業者や自治体と連携する中で、地域振興に貢献できる喜びを実感しました。おへんろ.netを通じて、四国の素晴らしさをより多くの人に伝え、地域の魅力を広める使命感が生まれました。
どういうお仕事をされているか具体的に教えてください。
地域のインバウンドビジネスの振興に貢献すべく、ホテルや観光事業者、自治体に対するコンサルティング業務や、地方のインバウンド人材の教育・育成に積極的に携わっています。さらに、海外の現地エージェントに直接お遍路のセールスを行い、日本への誘客活動にも注力しています。これに加え、これまでになかった四国の「お遍路」の魅力と「サイクリングE-bike」を結びつけ、新たな付加価値のある仏教体験コンテンツを企画・実施し、四国遍路に関わる方々との交流を促進する仕組みを構築しています。これらの取り組みを通じて、旅行商品としての価値を高め、東アジア市場をはじめとする世界への販路を開拓しています。