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第十六番 萩原寺はぎわらじ

御真言

おん かかかび さんまえい そわか

地蔵院と号し平城帝の大同二年弘法大師の開創であり、朱雀天皇勅願談議所であった。不動明王は大師ご自身で霊験古今に顕著である。 のちには細川勝元公の祈願所にもなる。
往古には伊予、阿波、讃岐に多数の末寺を有した。六法憲深方一流の本山としての法灯が伝わり温座護摩は有名である。また、急就章、法華曼陀羅図、銅水瓶、 金銅塔鈴、金銅割五鈷杵など寺宝も多く保存されている。
県指定自然記念物の萩があり「萩」の名所として広く知られている。なお、当寺の弁財天は女菩薩・女神にして仏説如意陀羅尼経に無量却より以来大慈大悲を修習して 一切衆生のために大良福田となると、慈悲福徳学芸才能の女仏女神として広く思慕敬愛せられております。

寺院名
萩原寺(はぎわらじ)
宗派
真言宗大覚寺派
御本尊
伽羅陀山火伏地蔵菩薩
住所
三豊郡大野原町萩原
電話番号
0875-54-2066

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