四国八十八ヶ所霊場寺院

第七番 金山 出石寺
おん ばざら たらま きりく

金山 出石寺画像 金山 出石寺画像
金山 出石寺画像
 


開創は養老二年(718年)六月十七日である。宇和郷田中庄に住する猟師作右衛門が、狩りに出て一匹の鹿を見つけ、そのあとを追うて山に登り、 まさに鹿を射殺そうとしたところ、突然全山振動して光明赫赫と輝き、鹿の姿はかき消え、鹿の立っていた足下の岩が真二つに割れ、千手観音菩薩・地蔵菩薩の像が 地中から湧き出して金色の光を放った。
この奇瑞を目撃してから、作右衛門は殺生を業とする生活をやめ仏道に入り、自ら道教を名乗りこの仏像を本尊とし、出石寺と命名した。
大師巡錫の砌、「三国無双の金山」なりと賛嘆され、後世この仏像が粗末に扱われ冥罰を蒙ってはならぬと、石室に密閉して秘仏とされ、護摩供を修法されたと言う。

寺院名 金山 出石寺 (しゅっせきじ)
宗派 真言宗御室派
御本尊 千手観世音菩薩
住 所 喜多郡長浜町豊重乙1
電話番号 0893-57-0011
※当サイトの内容は、四国別格二十霊場会より使用の許諾、又は転載許可を受けております。

タクシーで巡るお遍路ツアー/一人でも参加できるツアーだから、安心して巡拝できます。お遍路ツアーのご案内


 ひとつ前の札所に戻る 次の札所へ進む