こんにちは!
あなぶきトラベル髙嶋です。
本日は香川県の観光名所・屋島と弘法大師の霊跡が色濃く残る遍路道についてご紹介します♪
1、屋島とは
山頂が屋根のように平らな形をしていることから『屋島』と名付けられました。南北に2つの嶺があり、北嶺が約282m。南嶺は約292mと起伏が緩やかな台地になっています。
その美しい景観から国の天然記念物にも指定されました。
かつては源氏VS平氏の合戦、『屋島の戦い』が繰り広げられ、日本の歴史の表舞台にたった史跡でもあります。
頂上部には屋島水族館や四国八十八ヶ所第84番札所屋島寺もあり、香川県の一大観光スポットです!
山頂からの景色は四国の玄関口高松市街地・美しい瀬戸内海の島々を一望できます♪
2、屋島へ歩いて登ろう!~屋島遍路道~
屋島といえばやはり先述した『源平合戦~屋島の戦い~』が一番イメージが強いのではないでしょうか。
しかし、お大師様の霊跡も多く残っています。
今回は屋島のふもとから屋島寺(山頂部)までの遍路道1.5キロをご紹介します♪
屋島のふもと、屋島小学校をスタート♪
なだらかな登り坂を登っていきます。
歩き遍路道の標識。迷わないように遍路道の要所要所に掲示されています。
遍路道はきれいに舗装されており非常に歩きやすいです。
地元の方が健康のために日々のウオーキングコースにもなっています。
歩くこと10分・・・
『屋島御加持水』に到着。
弘法大師が、仏天を供養し加持(仏の加護保持を祈祷)したといわれる水です。
干ばつで各地の井戸水が枯れてもこの湧水は絶えることはかったそうです。
また傍らの石碑の字は弘法大師の筆跡だと伝えられています。

弘法大師の筆跡と伝わる石碑
さらに歩くと・・・・
『不喰梨(くわずのなし)』が見えてきました。
弘法大師が屋島に登った際、美味しそうな梨があり、一つ所望されました。
しかし、梨の持ち主は「これは食べられない不喰の梨です。」とウソを言って断りました。
その後、梨は石のように固くなり食べれなくなったという伝説が残っています。
嘘をついてはいけませんね(笑)
岩が水平方向に延びた奇岩「畳石」の横を通過。
屋島の特徴的な景観の一つです♪
畳石を過ぎると山頂までもう少し・・・・
ゴール♪
屋島の麓から40分で到着。
歩道も舗装もされており、快適に歩くことができました。
弘法大師の霊跡や屋島の雄大な自然を手ごろに楽しむことができます♪
是非皆様も歩いてみてはいかがでしょうか?