あけましておめでとうございます。ハチハチ編集部のミッツです。
今年もおへんろに関するわかりやすくて面白いブログを、みなさんにお届けできればと思います!
「高野山讃岐別院 創建100年記念 四国八十八ヶ所霊場めぐり供養の旅」の最終日(12月15日)にハチハチ編集部も取材で参加してきました!
高松駅出発
普段のお遍路ツアーでは先達さんが参加者を案内するのですが、今回の企画では2名の僧侶の方が同行していて、先達さんも参加者として来ていました。
先達さんにとって、僧侶の言葉は一つ一つが勉強になるそうです。
屋島寺
源平の合戦ゆかりの地と知られる屋島には、日本三名狸の一つの狸太三郎が本堂横の蓑山大明神に祭られています。
屋島寺に着くと本堂と大師堂でお経を唱えます。
私は、初めておへんろツアーに参加したのですが、大勢のお経を生で聴き想像以上の迫力にただただ圧倒されました!
志度寺
屋島寺の後は志度寺に行きました。
志度寺の一角には、室町時代の讃岐の管領・細川勝元によって作庭された曲水式庭園があります。志度寺に伝わる「海女の玉取り伝説」を岩や石を使って表現しているのだそうです。
長尾寺
本堂左側に静御前の剃髪塚があります。源義経の恋人だった静御前は義経亡き後、尼になるためこの地で剃髪し、その髪が埋められています。
そういえば、御朱印はいつもらってるの?と疑問に思ったのですが、
バスツアーのお遍路では、添乗員の方が全員分の御朱印帳を預かっていて、参加者がお経を唱えている間にまとめて納経するそうです。
お経を唱え終わる頃にはすでに全員分の納経が終わっていて、すぐ次の寺に行けるという工夫がされているんですね。
大量の御朱印帳に納経する姿がすごく手際がよくてびっくりしました!
昼食
トレスタ白山のレストランで昼食をいただきました。
食前と食後にもお経を唱えます。(食事の作法)
長尾寺名物甘納豆入りおはぎのお接待をいただきました!
大窪寺
最後の寺の大窪寺では、無事満願成就した人が今まで一緒に巡った「金剛杖」を納めているそうです。納経所にお願いすれば受けてくれ、毎年3月と8月の大護摩で供養されます。
大窪寺にある野田屋さんで、くず湯のお接待をいただきました。
高野山讃岐別院
いよいよ最後の土砂加持。目標の10万遍を見事達成したそうです。本当に驚きです!
たくさんの願いが込められたこの土砂は、お墓に撒くことでどんな人でも極楽往生するという功徳があると言われています。
この後「大土砂加持法会(だいどしゃかじほうえ)」をしたのちに、参加者全員に配られました。
最後に、今回の大土砂加持法会(だいどしゃかじほうえ)では「秘仏御本尊開帳(ひぶつごほんぞんかいちょう)」も行われました。
残念ながら撮影NGだったのですが、讃岐別院の御本尊である弘法大師の顔を拝ませていただきました!
以上、「高野山讃岐別院 創建100年記念 四国八十八ヶ所霊場めぐり供養の旅」レポートでした。
また、高野山讃岐別院では、願い事を書いたもの(護摩)を火で焼き尽くし天上にいる仏へお伝えする「不動護摩祈願(ふどうごまきがん)」を毎月28日に開催しております。
こちらもぜひ足を運んでみてください!
→不動護摩祈願に関する記事はこちら