ハチハチ編集部

四国八十八カ所のお遍路あれこれ、情報発信します!

お遍路の道具〜数珠の選び方〜

2017.11.10

    こんにちは!ハチハチ編集部の乙ママです。

    お遍路を巡る時の持ち物はいくつかありますが、その内の1つ、数珠。
    仏式の葬儀のために元々お持ちの方も多いかと思います。

    お遍路を巡る際は、基本的にはお持ちの数珠をお使いになるのでも大丈夫ですが、
    改めて購入しようという場合、色んな種類の数珠があるのでどれを選べばいいか迷ってしまうかもしれません。

    ということで、数珠について詳しく書いてみようと思います。

     

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    数珠とは何か?

    まず、そもそも数珠とはどういうものかというと、
    元々は「お経を読む回数を数える」道具です。文字通り「数える」「珠」ですね。
    数珠は持つ人の身代わりとも言える仏具であり、持つことで功徳があるとされています。

     

    数珠の形式について

    数珠には本式のものと略式のものがあります。
    本式の数珠は、正式には108の珠でできています。宗派によって種類があります。
    珠の種類は『親珠』 『主珠』 『四天珠』 『弟子珠』『露珠』 『浄明珠』 とあり、『中通しの紐』で珠をつないでいます。

    • 親珠/数珠の中心になる房付きの珠。「阿弥陀如来」「釈迦如来」を表す。
    • 主珠/108の珠。108つの煩悩を表す。
    • 四天珠/主玉の間にある4つの珠。「四天王」「四菩薩」を表す。
    • 弟子珠/房につく20珠。「十大弟子と十波羅蜜」「十大弟子と十菩薩」を表す。
    • 露珠/弟子珠の下につく珠。弟子珠を止めるためのもの。
    • 浄明珠/親珠の下の珠。菩薩を表す。
    • 中通しの紐/珠をつなぐ紐。「観音菩薩」を表す。

    一方、一般的に多くみられる略式は、球数に制限はなく(大抵は減らしたもの)どの宗派でも使うことができます。
    珠の種類は『親珠』 『主珠』 『二天珠』 で構成されていることが多いです。

    素材は木の実、天然石、香木、木製品、その他象牙や産後や真珠・ガラスなど、様々です。

     

    数珠の選び方

    上に書いた通り、本式の数珠はそれぞれの宗派で正当な形があります。
    本式をお求めになる場合はご自身の宗派のもの、または、真言宗の本連がよいかと思われます。
    (ほとんどの宗派で、「お遍路で使用する場合は、真言宗用の数珠を使っても構わない」とされています)

    こちらが真言宗の本式の数珠です。

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    略式を選ぶ場合は、「愛着が持てるか」というのも大切なポイントだと思いますので、気に入ったものをじっくり選ばれるとよいと思います。

     

     

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