こんにちは!あなぶきトラベルの髙嶋です。
先日下見で20番札所鶴林寺~21番札所太龍寺間の歴史ある「阿波遍路道」を
歩きました。今回はその様子をお伝えします!
冷え込みが強くなってきた11月上旬、午前8時。
タクシー&ハイキングでも20番鶴林寺へ歩いて向かうスタートポイントになっている徳島県勝浦町「道の駅ひなの里かつうら」をスタートしました。
5分ほど歩くと歩き遍路道と車道が分かれ、さらに進むとみかん畑が広がります。
バス遍路でも勝浦側から鶴林寺へ向かう道を「みかん畑ルート」と呼び道幅が狭い道を通る為、バス遍路の難所です。
もっぱら大変なのはバスの運転手さんですが・・・
私も普段は添乗員としてこの「みかん畑ルート」を上がりますが、今回は歩き遍路。平坦な道から徐々に坂道の傾斜がきつくなります。
道中にはかやぶき遍路小屋があり、屋根の下で休憩することができます。しばし、水分補給を兼ねて休憩~
休憩を終え、石垣に挟まれた雰囲気のある道を進むこと10分・・・
水呑大師に到着。
水呑大師はかつてこの地にて弘法大師が杖を突くと水が噴き出たという伝説が現在でも名前の由来になっているそうです。
江戸時代の文献にも「大師加持し玉ひ清水凛然たり」と記されており弘法大師の霊跡が今も色濃く残っています。
この水呑大師を起点に鶴林寺境内までの1.27㎞が「鶴林寺道」として国の指定史跡に登録されています。
水呑大師を通過すると非常に雰囲気のある山道に変貌を遂げます。
しばらく歩くと・・・・・・
そこには絶景が広がっていました♪
スタート時には少し曇気味でしたが、これまでの苦労が報われるような快晴になりました!
眼下には徳島県で吉野川に次ぎ、2番目の大きさ誇る那賀川がきれいに望めます。
そしてなんといっても「鶴林寺道」1番の特徴が・・・・
石畳の遍路道です!雰囲気も抜群で歴史を感じます!
キレイに敷かれた石畳を歩き、鶴林寺に到着♪
道の駅ひなの里かつうらから約3キロの行程で少し坂が急なところもありますが
美しい景色や歴史ある遍路道を気持ちよく歩けました!
しかし、本当のゴールは21番札所太龍寺。
「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」と呼ばれる阿波の難所です。
次回は、鶴林寺~太龍寺の様子をお送りします。
お楽しみに♪
今回レポートしました「阿波遍路道」は、こちらの「タクシー&ハイキング」で体験できます!
ぜひ体験してみませんか?