みなさん、こんにちは。ハチハチ編集部のやよいです。
今日は知ってたらちょっと自慢できる狛犬のお話をしたいと思います(^-^)
さて、神社の入り口に必ずといっていいほど、あるのが狛犬の像。
狛犬が何故あるかと言うと、魔除けや神社を守るために置かれているのですが、しかしこの狛犬。
実は両方が同じ動物では…ありません!
びっくりしました?笑
時代の流れとともに二匹を総して、狛犬と呼ばれるようになってしましましたが、
本当は「獅子と狛犬」なんです。
獅子の歴史
獅子は元々インドの守護獣として置かれていたライオンの像が仏教とともに日本に渡ってきたもの。
また獅子には霊力があると言われ、悪を食べてくれるとして信仰されました。そういえば獅子舞でよく口をパクパクしていますよね。あれは人に巣食う悪を食べる縁起なんだそう。だから獅子舞に頭を食べられると縁起が良いんですね。
まぁ私の地方では噛まれると今年一年幸せになる、と言われてたので現代では色々かもしれません笑
狛犬の歴史
一方、狛犬は獅子が伝来した際、異様な形をしたの生き物だったため、日本人はこれを犬と勘違いしてしまいました。狛犬という名前は魔除けに用いたところから昔は「拒魔(こま)犬」と呼ばれていたみたいです。なんだかこっちの方がしっくりくるような気がします。(これは明治神宮に残っている話なので諸説あります)
はじめは二匹の獅子が並べられていたのですが、それが「獅子」と「狛犬」を区別するようになり、そして今度は二匹を総して「狛犬」と呼ぶようになったそうです。日本の歴史って面白いですね。最近ではその見た目も混同されてしまって余計ややこしくなりました笑
でも獅子と狛犬を見分けることは可能です。
その方法として一番わかりやすいのは「阿吽(あうん)」の口です。
口が開いている阿像が獅子、口を閉じている吽像が狛犬です。
阿吽(あうん)とは・・・
サンスクリット語(仏教の始まりのインドの言葉)で阿は口を開いて最初に出す音、吽は口を閉じて出す最後の音でありこの事から、仏教では「人生の始まりと終わりまで」の例えとされました。わかりやすく言うと「この世に生まれて全ての煩悩が消滅し、悟りをひらいた安らぎの境地(死)に至るまで」という意味になります。
元々、狛犬にはツノがあるのですが、見た目の混同にともない、ツノも簡略化されてしまっているみたいです。なんかさみしいですね。。
いろんな狛犬、探してみたで!
でもなーんか時代に負けた気がして悔しいので…獅子らしさが残った狛犬、さがしてみました。笑
そしたら珍しい狛犬や外国のイケメン獅子など意外といろんな顔があったので、ご紹介!ツノがある狛犬にも注目!
みなさんはどんな狛犬が好きですか?笑
神社に行ったら狛犬もチェックしてみてね!