みなさんこんにちは~!
ハチハチ編集部の、やよいです。
もうだいぶ暖かくなってきましたね! 緑のある所に出かけると、だんだん夏のにおいがしてわくわくするような、去年の暑さを思い出してうんざりするような(笑)
そう思うと気温がちょうどいい今のうちにお出かけしたくなりますね(^^♪
わたしは気分転換に山で森林浴してみたりするのですが 、道端にふと立っているお地蔵様によく会います。
そういえば、「お地蔵様ってなんのためにあるんだろう。」って思いませんか?
そもそもお地蔵様の正式名称は「地蔵菩薩」、といいます。
「菩薩」とついているように実はお地蔵様は仏教の信仰対象である菩薩の一人です。
「地蔵」という名前はサンスクリット語(インドの言葉)で「クシティカルバ」。
「大地」と「胎内、子宮」という意味があり「大地の母胎」を意味しています。
お地蔵様は何のためにいるかというと、お釈迦様が入滅(亡くなること)されたあと未来の菩薩である「弥勒菩薩」が現れるまで56億7000万年かかるといわれています。
あまりに遠い未来過ぎて想像もできませんが、お釈迦様が入滅されたのが紀元前268年ごろ(諸説あります)とすれば、56億、とんでもなく先の話です(笑)
なので、その56億年後に弥勒菩薩が現れるまで現世に仏様が不在となります。
そこで、その仏様がいなくなる間、私たちをにお救いくださるのが、なんとお地蔵様なのです。
苦悩の人々を無限の大慈悲の心でお救いくださるお地蔵様。
お寺でご本尊などには手を合わせても、道端のお地蔵様を気に留めることは稀ではないですか?
ぜひお地蔵様を見かけた際には足を止めてみてくださいね。
幼い姿で、ひっそり、にっこり。
静かにたたずんでいる姿だけで心が癒されますね(*´︶`*)