だんだん気温が高くなりはじめ、夏の訪れを感じ始めてきましたね。
はじめまして。ハチハチ編集部新メンバーのまさです!
最近、外国からやってくる人をよく見ると思いませんか??
そう、アレです。久々にやって参りました「瀬戸内国際芸術祭」です。
「瀬戸内国際芸術祭」とは、9年前から3年に1度開催され、瀬戸内海の島々を舞台に様々な現代美術を鑑賞できる国際芸術祭です。
今回は第3回目で、地元の人からは「瀬戸芸」と呼ばれていて、地域振興の一手として大きく役立っています。
そんな芸術祭になぞらい、今回はお遍路を巡りながら、その途中で立ち寄ることができるような、「美術館」について書いていきます!
1. ひっそりと、森の中に佇む「相生美術館」(徳島県)
21番札所、太龍寺の近くにある那賀川をゆっくりと下っていくと、
森の中にひっそりとある美術館。
徳島県には美術館が三つしかなく、「相生(あいおい)美術館」はその内の一つです!
森の中の美術館ということで、木を使ったオブジェが多く展示されています。
企画展も見事なものが多く、芸術に詳しい方からは高い評価を受けているそうです。
相生美術館
http://www.whk.ne.jp/~aioiart/
※入館料は320円です。
2. 市内で見られる様々な作品「高知県立美術館」(高知県)
30番札所、善楽寺から31番札所、竹林寺に行く間に美術館があります。県立の美術館「高知県立美術館」です。
シャガールという画家の作品が非常に多く、1300点ほどあるそうです!
企画展の入れ替わりが頻繁に行われていて、いつ来ても飽きることなく楽しむことができるでしょう。
高知県立美術館
https://moak.jp/
※入館料は360円です。
3. 大正ロマンを感じる洋風邸宅「萬翠荘」(愛媛県)
51番札所、石手寺から52番札所の太山寺に行く途中、町の中をぐるりと回り、駅の近くまで行くと、木々の中に見えてくる、レトロな洋風建築があります。その名を「萬翠荘(ばんすいそう)」。
伊予松山藩主、久松家の別邸で大正11年に建てられました。国の重要文化財に指定されています!
見るからに凄みのある、この「萬翠荘」、建物の美しさだけではなく、定期的に入れ替わる展示会などもあり、美術館としての役割も果たしています。
建物の美しさと綺麗な作品を堪能するという贅沢な時間を味わえます!
萬翠荘 ホームページ
http://www.bansuisou.org/
※入場料は1階のギャラリーは無料、2階の展示室は300円必要です。
4. 和風庭園と一緒に芸術を嗜む「丸亀美術館」(香川県)
77番札所、道隆寺の北東にある和風庭園万象園。その中にあるのが、「丸亀美術館」です。
中には絵画館、陶器館があり、様々な芸術作品を鑑賞することができます。
周りの庭園の万象園は、丸亀藩の藩主である京極家の別邸で、約100年もの歳月をかけて作られました。
万象園は森羅万象、すなわち宇宙に存在するすべてを合わせ持つ名園と呼ばれていたらしいです。
中津万象園・丸亀美術館
http://www.bansyouen.com/
※入場料は庭園の入場料は700円、絵画館は500円です。
5.ひとつで様々な表情「石の民俗資料館」(香川県)
85番札所、八栗寺の近くにある八栗ケーブルを降りたらすぐ見える「石の民俗資料館」。
ただの民俗資料館ではなく、地方の採石場で採ることができる花崗岩「庵治石」を材料にした、石の芸術品がたくさんある場所です。
いうなれば「石の美術館」ですね。 (・石・ )
館内、館外にも様々な石造りのオブジェがあり、一つ一つが同じ石とは思えないような様々な表情を覗かせてくれます!
石の民俗資料館
http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/kurashi/kosodate/bunka/ishimin/index.html
※観覧料は200円です。
6. 十人十色!瀬戸内国際芸術祭の作品たち
瀬戸内国際芸術祭が行われ、様々な作品が多くの人を魅了しています。
そんな魅力的な作品たちは、瀬戸内海の島々にたくさんあるイメージですが、
実は香川県の内陸部でも見ることができるんです!
~高松港周辺~
・Liminal Air -core-
高松港に立つ2本の柱です。アンバランスかつカラフルな配色が面白いです♪
・国境を越えて・海
シンボルタワー近くの広場にある大きい巣のような作品です。
かなり大きく、近づいて見ると圧倒されます。
~高松空港~
・ウェルカム
高松空港にある天井からつるされている金色のオブジェです。
電灯の光がキラキラと反射していて綺麗です。
・ファニーブルー
高松空港の窓にデザインされた作品です。
外から入る日差しを、様々な色に変化させて、色彩を楽しめます。
↓瀬戸内国際芸術祭の公式ホームページはこちら
https://setouchi-artfest.jp/
いかがでしたか?
今回紹介した美術館以外にも様々な「芸術」を自分の足で探してみてはいかがでしょうか?
ハチハチ編集部|まさ