ハチハチ編集部

四国八十八カ所のお遍路あれこれ、情報発信します!

知っておきたい、四国遍路の参拝マナー

2017.8.25

    みなさんは普段どんな風にお寺を参拝していますか?
    参拝の作法があるのは知っているけど、

    ・お寺に来たらまず、手を洗う!だけどその先はあんまりわからない。。
    ・いざお寺に行っても間違っていたら恥ずかしいので、なんとなくで済ませている。

    みたいな経験ありませんか?

    今回はそんな方のために「正しいお寺の作法」をご紹介します。
    これからお遍路に行こうと思っている方は是非参考にしてくださいね。

    その1 山門で一礼
    山門は神社でいう鳥居みたいなもので、「俗世」と「聖域」の境界です。
    境内に入る前に、敬意を表して一礼しましょう。敷居をまたいで入るマナーも忘れずに。

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    その2 手水鉢で身を清める
    手と口をすすいで身を清めてから参拝しましょう。
    一杯の水で一連の作法を行うので、たっぷりとお水を汲んでください。

      1. 右手で柄杓を持ち、左手をすすぎます
      2. 左手で柄杓を持ち、右手をすすぎます
      3. 柄杓を右手に持ち替え、左手に水を溜め、音を立てずに口をすすぎます。口に含んだ水はそっと外に捨てます(直接柄杓に口をつけてはいけません)
      4. そのまま左手をすすぎます
      5. 最後に柄杓を縦にし、残りの水で柄杓の柄の部分をすすいで終了です

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    その3 鐘をつく
    勘違いしがちですが鐘(鐘楼)は本堂の参拝前につきます。
    参拝後に鐘をつくことは「戻り鐘」と行って、あまり縁起のいいものではありません。
    ただ、お寺によっては鐘をつくことを禁止している所もあるので注意してください。
    鐘は自分の心を現すとも言われていますので、あまり大きな音を鳴らすのはよくないそうです。そっと、ついて鐘の響きを感じてください。

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    その4 本堂へ
    本堂にはそのお寺の御本尊(主となる仏様)が祀られています

      1. ろうそく、線香をあげます
      (※他人のロウソクから火をもらう、「もらい火」は、他人の業を背負うとも言われているので避けましょう。ほとんどのお寺には種火かマッチがあるのでそちらでつけるようにしてください。)
      ろうそくは奥から立てます。立てる場所がなかった場合、すでに消えているロウソクは取っても構いません。

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      2. 写経、納め札を所定の場所に納めます。

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      3. お経を唱えます
       ・仏説近郊次第(回今日)
       ・般若心経
       ・御本尊真言を三回(※各寺により異なります ※本堂のみ)
       ・光明真言を三回(※各寺により異なります)
       ・ご宝号(南無大師遍照金剛)を三回
       ・回向
      詳しくはこちら→

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      4. お賽銭を入れます
      まず、本堂に一礼してからお賽銭をそっと入れます。

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      5. 鰐口を鳴らします(上にある鈴のような仏具)
      鐘と同じく優く鳴らします。

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      6. 合掌
      音立てず、静かに手を合わせます。その後本堂に向かって一礼して終了となります
      なんとなく合わせていた「手」ですが、右手は仏様、左手は自分。これを合わせることで「仏様と縁が結ばれる」という意味があります。

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      仏様と私たちが一体であるという精神を表した「金剛合掌(こんごうがっしょう)」というのもあります。

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    その5 大師堂へ
    大師堂には弘法大師が祀られています
    本堂と同じ手順で行います(※御本尊真言を除く)

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    その6 納経
    必ず御本尊をお参りしてから御朱印をもらうのがマナーです。

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    その7 山門で一礼
    入った時と同様、出る時も一礼します。

    作法にもひとつひとつ意味があり、昔から受け継がれてきたものなので、大事にしていきたいですね。
    みなさんもお遍路に行かれた際には参考にしてみてください。

    ハチハチ編集部:やよい

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